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新年のご挨拶

ご報告

明けましておめでとうございます。

Creem panです。


旧年中は厳しい社会状況下にもかかわらず、

変わらぬご支援をいただき誠にありがとうございました。

本年も何卒よろしくお願いいたします。


映画「今日もどこかで馬は生まれる」監督の平林より、

皆様に新年のご挨拶を申し上げます。


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2020年を振り返りますと、新宿K's cinemaにはじまり、

横浜シネマリン、アップリンク渋谷、新潟シネ・ウインド、

大阪シアターセブン 、名古屋シネマスコーレと、

全国各地の映画館で映画「今日もどこかで馬は生まれる」を

上映いただきました。


ちょうど横浜シネマリンでの上映期間中に、

新型コロナウイルス感染拡大の懸念が生じ、

以降の上映は常にコロナを意識して進めなければならなくなってしまいました。


正直、「コロナさえなければ・・・」と

歯がゆく感じることが多かったのですが、

厳しい状況下にあっても本作の上映に全力を注いでくださる

劇場スタッフの皆様のことを思うと、

私たちなりに出来ることを
必死に積み重ねていくしかないという気持ちで、

配給を進めて行った次第です。


また、このような状況下にもかかわらず、

劇場に足を運んでいただいた方々にも、

心からの感謝と御礼を申し上げます。


そうした中、私自身としても、Creem Panとしても、

大変うれしい出来事がありました。


2020年7月に大阪府門真市で行われた
門真国際映画祭2020で、

本作が優秀作品賞と大阪府知事賞をW受賞したことです。


『映画普及を軸にした、引退馬支援のムーヴメント創出』を

活動目標に掲げる私たちにとって、

この受賞は大変意義深く、また、大きな励みにもなりました。


そして、受賞の際には、

多くの方々からお祝いのメッセージをいただき、

「この映画を作って本当によかった!」と

とても幸せな気持ちになりました。


一方で、大変心残りだったのは、

引退馬支援座談会シリーズ
「今日もどこかで馬を語る~思いを考えに変える~」を

一度も開催できなかったことでした。


本来であれば4月に東京都内で開催する予定でしたが、

緊急事態宣言が全国で発令され、

今以上に対策も手探りの状況でしたので、

時期を改めるという選択をとらせていただきました。


事態が収束するのを待ち、
改めて開催したいと考えておりましたが、

いまだその気配はありません。


リスクを鑑みずに開催することが良いとは思いませんが、

コロナを理由に歩みを止めてしまうのは、
決して良いことではないと思っています。


2021年はオンラインでの開催も視野に入れて、

なんとか再始動できるよう進めてまいりますので、

どうか続報をお待ちください。


また、2021年は年明け早々に、

京都みなみ会館での上映が控えています。


まだ公表してはおりませんが、その他にも交渉が進んでいる劇場様もございます。


可能性がある限り、より多くの方にご覧いただけるよう、

劇場上映の可能性を模索してまいりますが、

DVD販売の再開やネット配信などについても、

前向きに検討していかなければならないと考えています。


Creem Panのホームページや、メール、SNS、

オンラインショップのインフォメーションなどを通じて、

多くの方からメッセージをいただいており、

その全てに目を通しております。


本年も最大限の努力をしてまいりますので、

どうか引き続き、よろしくお願い申し上げます。


追伸

そろそろJRA馬事文化賞の発表ですので、

本年に入ってから毎日祈っております!(笑)


Creem Pan

映画「今日もどこかで馬は生まれる」監督

平林 健一