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会社設立のご挨拶



謹啓

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます

平素は格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます

さて この度映画の制作を主とし

任意団体として活動していたCreem Panは

12月22日をもって新しく

「株式会社Creem Pan」として再出発することにいたしました

これもひとえに皆様方の温かいご支援の賜物と深く感謝申し上げます

何卒 倍旧のご支援お引立てを賜りますよう謹んでお願い申し上げます

まずは略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます

尚 誠に勝手ながら祝花等につきましては

お気遣いに感謝しつつも謹んで辞退させていただきます

謹白


令和三年一二月吉日

株式会社Creem Pan


Creem Pan代表取締役・平林より皆様方へ


いつも大変お世話になっております。

Creem Panの平林健一です。


この度は今日までのCreem Panの歩みを振り返りつつ、会社設立のご報告と御礼をさせていただきます。


2017年、当時勤めていた会社の社内サークルとしてCreem Panは発足します。

この時はまさか、甘くて美味しい食べ物の名前で会社を立ち上げることになろうとは思ってもいませんでした。


2018年は、映画「今日もどこかで馬は生まれる」制作のためクラウドファンディングに挑戦します。

驚いたのは支援者の方々から、労いの言葉から撮影先の紹介まで、毎日のようにメールが届いたこと。

映画を作ると宣言してから、昨日まで知らなかった人と次々につながっていく感覚は、とても不思議でどこか心地良いものでした。


2019年、約一年半の歳月を経て、映画は完成を迎えます。

幸運なことに劇場公開が決まり、その後はオンデマンド配信、テレビ放送など、作品は大きく羽ばたいていきました。


私にとって、その全てが、かけがえのないものでしたが、最も心が震えたのは、1,000 を超える直筆の映画感想文を手にした時です。


綺麗な字もあれば癖の強い字もあり、良いことから悪いことまで、一つとして同じものはない1,000 もの想い。

そしてその中にあった「大切に未来につなげたい」という一つの想いを目にして、私はつくり手としての本質に気付かされたのでした。


良い作品づくりとは、まずは作る過程で、人や社会とつながります。

そうして生まれた作品は、人と社会をつなぎます。

そのうねりが大きくなったなら、その作品はきっと時代に遺る作品となるでしょう。

そしてそこに込められた想いが、次の時代へとつながる。

それこそ私は、つくることの醍醐味であり、価値であると考えます。


「つくり、つながる。」これが仕事のヴィジョンです。

様々な「つながる」のために、私は命を燃やしてつくります。

その心意気のもとに、Creem Pan は社会に貢献していく所存です。


私自身、まだまだ若輩者ではございますが、名もなき小さなサークルだった頃からCreem Panを応援して下さっている皆様方のご期待に、少しでも応えられるように仲間と共に精進して参ります。

今後とも弊社への変わらぬご愛顧とご指導ご鞭撻をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。



株式会社Creem Pan

代表取締役 平林 健一



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